流路変更日記3


雨が降らない日続いたので、川が浅い。5センチほどだ。親水のために作られた小さな用水路も干あがってしまっている。


17:05  川の全体写真を撮る。


17:22  電車が通る。 


17:33  なにかが住処にしているだろう穴を見つけた。

         

18:11  近くの公民館で働く職員さんに声をかけられる。

沢山蚊に刺されていたので、蚊取り線香持ってきてくれると言われたが断った。蚊の住処にわざわざ入っておきながら、嫌って追い出してしまうのは失礼だろう。代わりにアームカバーを水に濡らして腕に、タオルを濡らして首に巻くと痒みも少し軽減された。


18:25  掘り途中でザリガニと遭遇する。

私が動くたびに怖がって威嚇する。被害が及ばない草の中に移動させた。でもこのザリガニのさっきまでの住処にしていた泥を奪ってしまった。



18:29  初めて地域の人に声をかけられた。「何がいるの」という問いかけに、今掘っている場所にはザリガニがいると答えた。持って帰るのと言う問いかけに「水路を作って生き物がもっと住みやすくしている」と答えた。

「あんたすごい子やな…」

正しくは何と答えるのが正解だろう。治水について考えている?。ついさっきザリガニの住処を奪った自分がそんなことを言ってもいいのか。


18:40  猫が様子見に草陰からのぞいている。


18:45頃 トイプードルと女性、トイプードルと男性。男性は以前にも同じくらいの時間に見た方だ。毎日のルーティンなのだろう。


19:00 開削の途中からタイムラプスがとれてなかった。周りはもう真っ暗だ。






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